森永くんお誕生日おめでとーう!!!!!ヽ(´∀`*)ノ
今これ書き始めたのが7/4の23:12だけど今の時点で全くのノ―プランです(笑)
でもお祝いする気は満々だよ…!
ということでさっそく行ってみよう!
※閲覧は自己責任でお願いします。
大丈夫な方は続きをどうぞ〜。
『何よりもほしいもの。』
最近の先輩は、様子がおかしい。
「森永、次試薬A取って。」
どうしたんだろう、ここ1週間くらい眉間に皺がよりっぱなしだ。
だけど、思い当たることは何もない。
俺が暴走して先輩を怒らせてしまう、そんな心配もないほどこの1週間は実験に追われてそれどころではなかったはずだ。
「おい、森永。」
一体、どうしたんだろう…。
「森永!!ぼさっとすんな!」
「あっ!?はい!すみません!試薬Bですか?」
「Aだって言ってんだろ!?早くしろよ!!」
「はいっ!」
ああ、神様…。
明日は、俺の誕生日だって知ってた…?
先輩と恋人同士になって、初めての誕生日。
少しは恋人らしいこと出来るかなって…、密かに期待していたけど。
これじゃあ、俺の誕生日すら覚えてるか危ういんじゃないか…?
家に帰るともう時計は23時を回っていた。
急いで夕食を済ませ、順番にお風呂に入って…。
家に居る間もばたばたと過ごして、正直言って最近先輩が足りない。
以前の俺なら、我慢できなくて先輩を求めただろう。
触れられない欲求と、このまま何事もなかった関係に戻ってしまう恐怖。
そんなものに支配されて、先輩の気持ちを解っているようで解っていなくて。
無理させたことも、沢山。
でも、今は…。
先輩が、そばにいてくれる。
隣にいてくれる。
これから先も…。
そう思うことが出来るから。
でも今日は、キスくらいは許してくれるかな?…なんて。
すごく穏やかな気持ちで、そう思えるんだ。
「ちょ…、先輩!風邪引きますよ!」
風呂から上がると、先輩はソファで転寝をしていた。
さすがに一週間この生活が続けば、疲れが出て来てもおかしくない。
疲れてるなら、先に休んでも良かったのに。
もしかして、誕生日だから待っててくれてた?
…なんてね。
恋人同士になった。
でも先輩が俺の誕生日を待っててくれるなんて、それはまだだいぶ先の話…というか、そんな日が来るのかすら怪しいのが本音。
「先輩!」
「ん?…あぁ、出たのか。」
「はい。それより先輩、風邪引きますからもう部屋入った方がいいですよ?」
「俺はまだ寝ない。」
「え?」
「いいから一杯付き合えよ。」
「はぁ…。」
今まで寝てたくせに…何なんだ?
訳がわからない。
お互いただ無言で、缶ビールを煽った。
その間にも、先輩の眉間の皺はやっぱり濃くなる一方で…。
え?なになに?
俺またなんかしたの?
「森永…。」
「はい…?」
「…もう一本持って来い。」
「はい…。」
ホントにどうしたんだ?
それに、そんなに飲んじゃって…大丈夫なの?
明日も早いんだし…。
「あ…。」
「どうした?」
「あ、いやもう零時を回ったんだなー…と。」
ふと目にした時計は、ちょうど零時を回ったところだった。
もう、今日は7月5日。
先輩と、誕生日になった瞬間を迎えられるのは…嬉しい。
まぁ、もっと色っぽい展開で迎えたかった…とは思うけど。
「先輩!明日も早いですし、もうそろそろ寝ませんか?ね?」
「…っ、もうちょっと、いいだろ。」
「はぁ…。」
こうなったら、今日が俺の誕生日だって、言ってみてもいいだろうか。
先輩が俺の誕生日を知ってるかも怪しいけど。
もしかしたら、そのまま良い雰囲気に…なんて。
ちょっと、淡い期待を持ってみてもいい…?
「先輩。今日…俺、誕生日なんですよ。」
「あぁ。」
あぁ…ってそれだけ!?
仮にも恋人の誕生日なんだし。
もうちょっと、何かリアクションしてくれてもいいと思うんだけど…。
「………たよ。」
「え?」
上手く聞きとれな…
「だから!…知ってたよ。誕生日。」
「え…?」
「誕生日…おめでとう…っ、寝る…っ////!!!!!」
「え?ええ〜〜〜〜〜????ちょっ…!?先輩!待ってください!!!」
「うっさい!お前も早く寝ろっ////!!!!」
ちょっと…!
可愛いにもほどがある。
まさか。
まさか本当に、それを言いたくて待ってたの?
待ってくれてたの?
どうそれを切り出すか、何日も悩んでたの…?
「先輩っ…!」
逃げ出した先輩を、腕の中に引き寄せ何とか捕まえる。
誕生日に、先輩とあわよくば…なんて考えた。
だけど、こんな風に大切な人に自分の誕生日を祝ってもらえることが、何より嬉しくて、俺はなんて幸せなんだ。
「先輩、おやすみのキス…してもいい?」
「…くそっ////!!!さっさとしろっ////!!!!」
何よりもほしいものを手に入れた俺は、きっと世界一幸せものだ…。
END.
以下言い訳などなど。
で け た よ !!!!
いやー出来て良かった(笑)
ノ―プランの割にはさくさく掛けました(笑)<いやノープランなのはいつもかw
とにかく森永くんが幸せな話を書きたかったんだけど結果、兄さんデレ過ぎたよね…!
まぁでも兄さんが中々おめでとうって言ってくれないから思いの外長くなったけど(苦笑)
そして長くなった割に中身はない…(遠い目)<だからいつもかw
でも今の兄さんを見る限り恋人になった兄さんは(個人的には今はまだ恋人ではないと思ってます)これくらいのデレがあり得るんじゃないかと思ってしまう兄さんのデレっぷりだよね…。
とにかく森永くんお誕生日おめでとうーーーーー!!!!ヽ(´∀`*)ノ
これからも兄さんと末永くお幸せに♪
ここまでお付き合い頂いた方、ありがとうございました〜。
うちの中でも言わせるのめっちゃ大変でした(笑)。
そして森はこのあとちゅーとエクストラいただくといいよ(にやり)と一人ほくそ笑んでます。
またうかがいますのでよろしく!